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ポケモンGOによるポケモノミクス相場はいつまで続くのか?

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現在、日本株式市場はいわゆる「ポケモノミクス」に湧いています。

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ポケモノミクスとは?

さる7月6日、任天堂、株式会社ポケモン、Googleから独立したNianticなどが共同開発したスマホゲーム「ポケモンGO」が先行配信されたアメリカ・オーストラリア・ニュージーランドで爆発的大人気となりました。これにより、任天堂を中心とした関連会社の株価が急騰し、アベノミクスをもじって「ポケモノミクス」なんて呼ばれています。

ポケモノミクス相場の中心銘柄とも言える任天堂の株価は、7月6日以前は1株15000円程度だったのに、7月15日終値で27780円。80%以上も値上がりしています。

ちなみに、ポケモンGOとは、拡張現実技術を用いて現実の世界でポケモンを探す、というゲームで、歩きスマホを助長したり危険な区域に間違って入ってしまう、などの問題点もはらみつつ、社会現象となっています。

 

ポケモン関連銘柄が急騰

ポケモノミクス相場前に任天堂の株を持っていた人は、最低単元の100株でも既に100万円以上の含み益ですね。羨ましい限り。

ただ、任天堂の株を買おうと思うと、急騰前でも150万円必要だったわけで、個人投資家にとってはなかなか手が出しにくいところ。単元未満で購入できるミニ株などは手数料高かったり、指値注文が出来なかったりといろいろ不便ですからね。

だがしかし、今回盛り上がっている株は任天堂だけにあらず。たしかに任天堂がポケモノミクス相場の中心ではありますが、他のポケモン関連銘柄も負けず劣らずの盛り上がりを見せています。むしろ、任天堂は時価総額が3兆円以上と非常に大きいので投資家の資金が集中しても影響は小さくなりがちですが、他の関連銘柄は時価総額100億円程度の小型株も多いため、任天堂以上に投資妙味があるとも言えます。

 

例えば、ポケモンEXPOジムを運営しているサノヤスホールディングス(証券コード:7022)。時価総額は7月15日終値時点で140億円程度です。本業の造船が不調でここ最近緩やかに株価が下がっており、ポケモノミクス相場前は1株160円程度でしたが、7月15日終値はなんと437円!! 3倍近くに値上がりしています。

他には、ポケモンパンを販売している第一屋製パン(証券コード:2215)は時価総額100億円以下。他の関連銘柄に比べて出遅れていて、1株110円程度だった株価が120円程度に上がっているだけ。他の関連銘柄に向かっている資金が出遅れのこの銘柄に流入してくれば、時価総額が低いだけに急騰するというシナリオも考えられます。

手堅そうなところでいうと、任天堂の大株主である京都銀行(証券コード:8369)。時価総額は3000億円程度なので小型株とは言えませんが、ここもポケモノミクス相場の影響を受けて、ポケモノミクス前に1株600円前後だった株価が7月15日終値814円まで値上がりしています。

 

モバイルファクトリー (証券コード:3912)、タカラトミー (証券コード:7867) 、ディー・エヌ・エー (証券コード:2432) 、イマジカ・ロボットHD(証券コード6879)などもポケモノミクス関連銘柄として名前が挙がっており、幅広い銘柄が注目されています。

 

まあ、どれだけ盛り上がってても、関連銘柄持っていない我が家には無縁の話か・・・と、ふて腐れながら今回のお祭りを眺めていたのですが、久しぶりに証券会社の管理画面みて気づきました。サノヤスホールディングスの株を300株持ってたのです(何故買ったのかすら覚えてないw)。 数年前、まだ株価が高かったときに取得したため、平均取得単価は250円ほど。

サノヤスは本業はあくまで造船業で、ポケモンジムのレジャー部門なんて売り上げの数%ほど。勢いで買われただけで、どうせすぐ天井来るだろ。・・・と思って、200株を350円ほどで売ってしまったんですが、まさか400円超えするとは!ポケモノミクスのお祭り相場に細かい理屈は関係ないようですw

残るは、NISA口座でかった100株のみ。この100株分の購入価格は、売却分の利益で既に確保しているので、このまま握力強く持ち続けようと思います。まあ、どっちにしろ数万円程度のお小遣いになるだけですが。もっとたくさん買っておけばよかった・・・

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ポケモノミクス相場はいつまで続くのか

ここでようやく、記事タイトルの「ポケモノミクス相場はいつまで続くか」という話題に入りたいと思います。どんな大相場であれ、いつまでも上がり続ける相場はありえません。既にポケモノミクスが始まってから8営業日がたってますので、いったんここらで調整が入ってもおかしくありません。むしろ乗り遅れた人にとってはそこが買うチャンスとなるかも。

問題は、ポケモンGOが日本でいつ配信されるのか、ということ。7月末とも噂されていますが、そこに向けてまたポケモノミクス相場は再び盛り上がりをみせ、日本での配信開始&ダウンロードランキング(もしくは売り上げランキング)1位のタイミングで過熱感が最高潮に達する!・・・んじゃないかなぁ、と思ってます。所詮素人投資家のたわごとですので、あまり本気にはしないでください。

短期的に考えると、ポケモノミクスの天井は日本配信前後となるかもしれませんが、長期的に考えるとポケモンGOが任天堂の売り上げに大貢献する目算は高く、数年来不調だった任天堂の株価は復活するかもしれませんね。

 

余談

ポケモノミクスの思わぬ余波を受け、小遣い稼ぎに成功した我が家。

我が家の金融担当大臣は僕ですが、議会(家族会議)に対しては報告義務があるので、妻に報告しました。

妻「へぇ・・・ところで話は変わるけどさ、もうすぐ私の誕生日だよね?」


何かの暗号ですかね?僕はコナン君じゃ無いので、解けません・・・

 

 

なお、言わずもがなですが、投資は自己判断・自己責任でお願いします。 

 

 

2016年7月20日追記
「握力強く持ち続ける」とか言っておきながら、とっとと利確してしまいました・・・

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