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職業プログラマが強気に出ることの出来る唯一の相手とは

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こんにちは、意識低い系サラリーマンのKENです。

 

勝手に主語を大きくして申し訳ありませんが、職業プログラマとは、実に立場の弱い存在なのです。僕も弱いです。他のプログラマの皆様もそうであると信じています。

 

 

どこに対しても頭が上がらない

IT業界のお仕事、というとシステム開発だけではなく、ネットワーク構築とかシステム管理とかカスタマーエンジニア的なお仕事とか多岐にわたります。また、システム開発に限定しても、設計担当、コーディング担当、評価担当など細分化される場合もあります。

 

ここでは話を単純化するために、システム開発に携わっている人=職業プログラマと呼ぶことにします。

 

プログラマの仕事はプログラムを作ることだけじゃない。
あちらこちらに頭を下げたり我侭を聞いたり。むしろこっちが本業とも言える。

 

クライアントからは「このソフト、全然思ってたんたと違う!」と責められる。「いや・・・これでお客様の出した仕様通りなんですよ。」と一生懸命ご説明する。

 

営業は「あはは、これくらいの修正簡単にできるよね?」と現場に相談もせずに追加案件受けてくる。「これくらいの修正」がいかに困難きわまるものであるかを必死に主張しなければいけない。

 

PGRelief*1からは、「お前の書いたコード品質低いんだけど」ってダメ出しされて、「自動ツールなんかに何がわかるってんだ!このままじゃ世の中プログラムに支配されちまうぜ!」とメカ沢*2のように自分の仕事の存在意義を否定してみたり。

 

プログラマはつらいよ・・・

 

 

プログラマの希望の星、Microsoft

でも、そんな立場最弱のプログラマにだって、強気に出られる相手がいるのです。それが、世界屈指のIT企業、Microsoft!

 

スマホOSではオサレ気味とはいえ、パソコンOSや事務ソフトではまだまだMicrosoftの牙城は強固。そこかしこでMicrosoft製品が使われております。

職業プログラマに限らず、パソコンを日常的に仕事に使っている人であれば、1回や2回くらいはMicrosoftに切れたことあるんじゃないでしょうか?作業中にWindowsがハングアップしちゃったり、Excelファイルが壊れちゃったり。

プログラマもWindowsやExcelに切れて文句言うって点では同じなんですが、文句のつけ方が少しだけ独特。

「誰だよこの新しいWindowsの仕様考えた奴・・・何考えてんだ」
「俺だったらこういうUIにはしないかな、ハハッ」

などと、Microsoftに入社できるわけでもないのに、微妙に上から目線で文句つけてみたり・・・しますよね?

 

何せ自分のクライアントに対しては仕様に関して強気に文句いうことなどできないものですから、ここぞとばかりにMicrosoft製品の仕様にケチをつけるのです。これがGoogleやApple相手だとあんまそういう感じにはならないのですが、なんかMicrosoftに対してだったらちょっとくらい文句を言ったって構わない、的な空気、ありませんか?ふざけんなよ、ゲ○ツ!!的な。

 

Microsoftさんは日夜残業残業アンド残業で、クライアントにも営業にも強く出られず、自動ツールにすら文句をつけられる始末の我々プログラマのために、あえてサンドバックになってくれてるような、そんな錯覚すら覚えます。もちろん錯覚ですが(笑)

 

Microsoftさん、今日もありがとう。おかげで少しだけ気分が晴れたよ。それはそれとして、新しいOS出すくらいならWindows2000を復活させてください。

 

 

今回はこのあたりで。

 

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*1:静的ソース解析ツール。お節介にも障害になりそうなコードを自動検出してくれるありがたいツール

*2:漫画「魁!!クロマティ高校」のキャラクター